今、日本で自殺をする人は年間約三万人にのぼるという。本書の主人公は、中学二年生のときに父親を自殺で失った青年である。父の死を自殺と言えなかった・・・。目指すべきは「生き心地のいい社会」を築き上げることだろう―――。自殺をなくすため、自殺について語られる社会へ。
私にできることなんてあるのだろうか、と思わなくてもいい。 語ることで向き合うことができるように、私たちもまた、知ることで何かをつかむことができるはず。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2012年12月3日
- 読了日 : 2012年11月4日
- 本棚登録日 : 2012年12月3日
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