日本の孤島巡る旅の記録。のっけから出てくる話ではあるが、都会の喧騒を離れた孤島では優しい住民の方々が迎えてくれて…なんてことはない。誇張があるのかないのかわからないが、いきなり怒りだす人もいれば、怪しまれたり、避けられたり。ちょっと考えてみればそれは当たり前なのかもしれない。確かに著者も書いている通り、そこでは人が暮らしているから。
知らず知らず自分も優しく迎えてくれて、的なイメージがあったなぁ、と振り返る。瀬戸内の島々とか、改めて時期外れに行ったらどうなんだろう。
日本の広さ、島々の美しさ(写真はカラー、目を奪われる美しい風景などがたくさんです。)はもちろんのこと、何となく日々の自分自身の暮らしのことを振り返りたくなる一冊でした。
HONZ 図書館
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- 感想投稿日 : 2012年8月12日
- 読了日 : 2012年8月12日
- 本棚登録日 : 2012年8月12日
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