プラチナタウン (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社 (2011年7月25日発売)
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本棚登録 : 1134
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5

お馴染み、大好きな楡さんの小説。
文庫になるまで待ち切れず、図書館で発見して即読破。

今回のストーリーは、商社の部長にまでなった主人公が、
つまらない失敗から子会社に出向になり、
思い切って会社をやめ地元の錆びれた田舎町を再生する物語。

年収2500万円の商社マンから、負債150億円の村長へ。
多大な負債という足枷がある中、主人公は田舎町を
老人が快適に住める住環境(プラチナタウン)へと変貌させてゆく。

著者の再生へのアイデアもさることながら、
個性的な人物設定など読みどころは満載です。

人は、ついつい自分の周りの環境や制約のせいにして、
「もうどうしようもない」と思ってしまいがちですが、
これを読めばブレイクスルーへの足がかりがつかめるかもしれません。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年8月25日
読了日 : -
本棚登録日 : 2011年8月25日

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