アラビア系のお話ですが、今までにない異端な作品。
アラビア系といえば無理矢理かファンタジーのどちらかで、どうしてもハーレムがあって…となるのですが、気になって。そして絵が好みで買ってしまいました。
期待値からすれば上がってはいなかったのですが、ここの評価ほど下ではなかったです。
モブもあるし複数もあるのですが、さらっとしながらも純愛。意見の相違のある兄、アゼールもなかなか優しい男だったし、気になるのはターイルの存在。彼はいったいどういう思いがあったのか。
最初は参加してても二度と参加することがなかったのはなぜなのか。もしかしてジダル卿のことを想っていたり…とすると、どちらなのだろうか。ターイルは受けなのか攻めなのか。私の思考では攻めで「ジダル卿がいるからユーリを抱いたけれど、その行為に虚しさを感じながらもジダル卿を一途に想っている」に一票を(笑)。
正直、ユーリとヴィルトの後日よりも彼らの番外編が読みたかったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
フィクション
- 感想投稿日 : 2015年4月23日
- 読了日 : 2015年4月23日
- 本棚登録日 : 2014年6月7日
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