1977年、オハイオ州で連続レイプ犯として一人の青年が逮捕された。
彼の名はビリー・ミリガン、22歳。
逮捕時、彼はひどく怯え、何が起こっているかわからない様子だった。
時々、目が虚ろになり人が変わったように攻撃的になったり、明るく喋ったり、すすり泣いたりした。
拘置所に入れられたビリーは、また虚ろな目をした後、愕然とした表情であたりを見渡し「なんてことだ!」と大声を上げた。「またか!」
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アメリカ史上初、多重人格による精神障害で無罪になった実在の人物のノンフィクション。
彼には24人の人格が同居している。
人間の脳はすごいな、と感じます。
イギリスの上流階級のアクセントで話すアーサー。
ユーゴスラビア人でスラヴ訛の英語を話し、アドレナリンの流れを自在に操るレイゲン。
など、多種多様な人種と年齢、性別の人が何故生まれたのか?
下巻に続く。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ドキュメンタリィ
- 感想投稿日 : 2017年12月31日
- 読了日 : 2017年12月13日
- 本棚登録日 : 2017年12月31日
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