かわいい表紙だけど、かわいくておいしそうなだけの話じゃない。
自分が食べることの大切さを忘れてたことに気付く。
食べることは生きることで、食べ物はいのちそのものっていう、普通のことを忘れてた。
文章は女の人らしくふんわりしていてとっつきやすい。でもちょっと書き慣れない感じもあって、小説としては展開がちょっと強引だったりしなくもないんだけど、このテーマがすごくいいので面白い。
エルメスの運命は出てきた時点でだいたいわかってるんだけど、いざそのシーンはさすがにヘビーだったす。でもここが一番書きたかったことなんだろうから、目をそらしてはいかんのだよな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年6月27日
- 読了日 : 2008年5月18日
- 本棚登録日 : 2012年6月27日
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