過去に初めて会うような気分・・・見たことのない過去の映像は不思議な気持にさせられます。<br>
既に殆どのライブ・ビデオ映像を見ているはずなのに、「知らなかった彼らの姿」がとても新鮮です。<br>
93年から98年までの映像が収められていて、バンドとしての成長期をまとめて観られるゴージャスな内容。<br>
特にフロントマンとしての吉井さんの変化が如実で素晴らしい。<br>
何となく頼りなげで不安定な93年のライブ、95〜96年に跨る迫力の年越しライブ、貫禄の98年ライブという具合。<br>
個人的には“I”ってホントにライブ映えのする曲だなあとしみじみ。<br>
圧巻は「空の青と本当の気持ち」と「見して見して」。ミディアム・テンポのはずの「空の青と本当の気持ち」で渾身の歌を聴かせる姿が鬼気迫ります。 <br>
アルバムや曲だけではなかなか触れることの出来ない、ライブバンドとしての凄み。<br>
ライブがアルバム収録曲のイメージを良い意味で覆すことのできるバンドはやはり稀有です。<br>
もし、私が彼らのライブ映像を見ていなかったら、ここまで好きにはならなかったろうなぁ・・・。
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カテゴリ:
ROCK
- 感想投稿日 : 2007年3月30日
- 本棚登録日 : 2007年3月30日
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