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感想・レビュー・書評
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読者を幻魔境へと誘い込む短編集、奇書を目前に履修■「瓶詰の地獄」始めは二三一派だったのだが、再読すると二一三派に転向「人の顔」何を見ているのか…見えているのか?「死後の恋」ロシアの話には、ロマノフ王家がよく出てくるが、雰囲気よろしの良作。私は否や派です「支那米の袋」こちらはロシア娘の独白です、米軍よりも恐ロシヤな良作「鉄鎚」真実は?軽いピカレスクロマンで良作「一足お先に」からかさ小僧の目眩く姿が頭に浮かぶ良作です「冗談に殺す」万能感に溢れた主人公■表題作がベストですが良作揃いでおすすめ(1928~30年)
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短編小説なのでサクサク読める。タイトルにもなっている瓶詰の地獄はどんでん返しがすごいのでおすすめ。
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ふだん何を考えていればこんな文章が書けるんでしょうか。
どれも変態的でおもしろかったけど、特に印象に残ったのは『支那米の袋』と『一足お先に』。 -
夏休み仕様のお洒落表紙とタイトル、そして無害そうな著者の名前でジャケ買いしましたが、とんでもない方向に予想を裏切られました(笑)。若干刺激が強すぎるきらいがありますが、粉う事なき純文学。文体、筆致、テーマともに久々の重量感でした。この夏は幸先がいい…と思います。
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