臓器提供のためだけにこの世に産みだされ管理されているクローンたち。
エミリ先生やマダムが、ヘールシャムの生徒たちに人生の意味を与えよう、心を育てようとしたことは、かえって彼らの絶望感を大きくしてしまっただけのように思う。奇跡は起こらず、本当に救いのない話。
20年以上前(?)に、川島誠さんの「電話がなっている」を読んだときの衝撃が思い出された。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年7月1日
- 読了日 : 2016年7月1日
- 本棚登録日 : 2016年7月1日
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