春風ぞ吹くの五郎太の息子、太郎左衛門が、鳶の頭に弟子入りして「男の道」を指南される?
弱虫の太郎左衛門が、弱虫を克服したいと鳶の頭に弟子入りするが、泣き虫はなかなか直らず…。
父の五郎太はある程度大人になった太郎左衛門をこう評する。
「無事、これ名馬」と。
武士の子に生まれ、手柄に逸りもせず、学問でしくじって自戒した友達のように生き急ぐこともなく。
長く生きて、よく働く馬が名馬である。 人も然別。
何も出世だけが名馬なわけではない。…確かに!
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- 感想投稿日 : 2011年11月25日
- 本棚登録日 : 2011年10月1日
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