国際幻想文学賞を受賞した作品。高校生のときに読んだはずだが、野中昇の不気味なカバー絵はともかく、内容は全然覚えていなかった。最初に、第二章「赤ん坊は三つ」が独立した作品として発表され、その前後に第一章「とほうもない白痴」と第三章「道徳」を付け加えたものだそうだ。第一章の異様な雰囲気が印象的だが、残りの二章はよく分からない。
(2012/12/24追記)
もう一度読み直したら、いろいろと得心の行くこともあったが、結末はやっぱり腑に落ちない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2017年9月30日
- 読了日 : 2012年11月25日
- 本棚登録日 : 2017年9月30日
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