筆者は鉄道ジャーナルでいろいろ記事を書いているので、たまたま目についたのでこの本を買いました。
鉄道会社がどのようにして経営的にうまくやってきているかを具体的な事案で書いてありましたが、内容的には全体を網羅しようとしすぎていて、読み物としてはああそうなんだという感じで、読み応えのある本ではないなと思いました。
ただ、最後のあたりの鉄道会社の経営に関する提言については、日本はそれぞれの会社が自前で黒字化を図る必要があり、外国みたいに公的機関の関与が低いということが鉄道会社の経営を圧迫しているのかと知りました。
これからの時代、少子高齢化で鉄道輸送をはじめとして公共交通機関と呼ばれる分野においては、より一層経営環境が厳しくなると考えられます。
それについては考える必要があるなと思いました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
鉄道
- 感想投稿日 : 2014年2月4日
- 読了日 : 2014年2月1日
- 本棚登録日 : 2014年1月26日
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