オレンジページに連載してるお嫁さんの方の漫画を読んでいたので、夫のほうも読んでみる。
なんか最近、妊娠やら子育ての本をよく読んでるんですけど、個人的に全く興味がありません。…というとまるで天邪鬼の発言のようですね…。「知らない世界を見てみたい。」「自分じゃ無理な気のする世界を覗いてみたい」という好奇心から、そのような本を読んでいるのだと思います。奇しくも最近私の周りにはとても多いんです。ママになろうとしている人たちが。
別に置いてけぼり食らったような焦りがあるわけでもなく、私はわたし、なんだけれども、子が生まれることによって、疎遠になってしまったり、「子どもを持つ親の気持なんか解るわけ無いでしょ。」と思われることがあるとしたら、とても悲しいなぁと思ったからかもしれない。
母親になったら、人は変わってしまうのかもしれないけど、多少、ものごとの優先順位が変わるのも納得のできることだけど、以前と変わらない部分をその人の中に認めて、付き合いを続けていくということは、難しいことなのかなぁ、とも思う。
子ができた後に友人に会う機会があったら、できれば、「わたしは『あなた』に会いに来た。」と伝えたいと思うのは、もしかしたら、私の傲慢な考えなのかもしれない。それこそあんた、子ども好きじゃないのね、みたいなw
「子」は好きではないかもしれないが、わたしは「人に好意的に興味がある。」だけでは、いつしか足りないところができてきてしまうのかもしれない。
子育て。この世への新参者に、まぁ色々あるけど、面白い世界やでと、もし自分に機会ができたら、そんなふうに伝えたいなぁと思わされる一冊でありました。嫁さんのものも込で。
2014.08.02第3巻まで読了なり。
- 感想投稿日 : 2012年11月5日
- 読了日 : 2012年11月5日
- 本棚登録日 : 2012年11月5日
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