11人の棋士へのインタビューが収録されている。
2016年末から年始にかけてスマホ・カンニング疑惑で揺れた将棋界。出版されたのは事件の前だが、将棋ソフトが人間の棋士を追い越す中でナーバスになっている背景を伺うことができる。
勝ち負け、強さ(レーティング)に収まらない将棋の世界への広がりを感じさせてくれる。事件の対応に失望している人にこそ読んでもらいたいと思える本。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年1月25日
- 読了日 : 2017年1月25日
- 本棚登録日 : 2017年1月25日
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