金曜日のパリ

著者 :
  • 小学館 (2003年11月26日発売)
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本棚登録 : 161
感想 : 28
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人気アナウンサーの職を辞め、パリに「遊学」しに旅立った彼女が、日本人パティシエ青木定治さんと出会って結婚・出産するまでに書き綴ったエッセイ。
その時々に書かれたものなので、まだ青木さんと結ばれることも予想してない頃に、彼のパティスリーを紹介していたり。
元人気アナウンサーがパリに移住し、人気パティシエと結婚だなんて、傍から見たらでき過ぎのような話だけど、この本の中の彼女は自分の感覚だけを大切に、進むべき道を見つけようともがいている。

「強くても弱くてもいいから大人になりたい」
そう願う彼女が、「頑張っちゃってる」自分に気づかせてくれる人に出会えたのは、きっと自分自身が追い求めてきたことの結果。
怠惰な自分を反省しました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館
感想投稿日 : 2009年11月1日
読了日 : 2007年3月4日
本棚登録日 : 2007年3月4日

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