デザイン思考の道具箱: イノベーションを生む会社のつくり方 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

著者 :
  • 早川書房 (2013年11月8日発売)
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感想 : 15

祝文庫化!

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「ノベーションを生む会社のつくり方 モノづくりと会社経営の必読の定番書が待望の文庫化。解説:米倉誠一郎(一橋大学教授)」
(単行本)
「〈ビジネス書〉御社でもiPodのような商品を開発できる! いま欧米のビジネス界を騒がせる「デザイン思考」を会社経営と商品開発に導入するとき組織は自ら蘇るのだ。21世紀のモノづくりの方法論を大胆に公開!
・なにをつくっていいかわからない。
・つくったものを他人に説明できない
・つくったものがビジネスに結びつかない……
そんな社内の閉塞感をまとめて解決!

技術や知識がすでにありふれたものと化したいま、企業の競争力を決めるのは「創造性」だ。そこでいま注目されるのが「デザイン思考」である。デザイナーと呼ばれる人々の仕事術から核となる部分を抽出し、実際のビジネスに沿うかたちで商品の開発から製造、流通にいたる過程に適用、ひいては企業経営全体をデザインして、魅力ある商品を継続的に生み出せる組織につくり変えるのである。実際、アメリカではすでにGEなどの伝統的企業が「デザイン思考」の導入で実績をあげている。

哲学、ヴィジョン、コンセプト……と流れる「創造のプロセス」に、人間を仔細に観察する技術(「経験の拡大」)、つくりながら考える習慣(プロトタイピング)、そして研究・開発部門から製造や営業部門までの人々を結びつける能力(コラボレーション)などの「創造のプラクティス」が合わさるとき、21世紀のモノづくりが可能に。

日本の「デザイン思考」研究の第一人者であり、その成果をもとにみずからもコンサルタントとして一流企業の商品開発に携わる奥出教授が、企業の創造性を高めてイノベーティブな商品を生み出すための秘策を明かす話題の書。 」

読書状況:読みたい 公開設定:公開
カテゴリ: デザイン関連
感想投稿日 : 2013年10月31日
本棚登録日 : 2013年10月31日

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