小説の体をなしてはいますが、
内容は姫野さんの実体験だそうです。
子どもに暴力を振るったり、ネグレクトだったり
そういったわかりやすい虐待はないものの
事あるごとに子どもを傷つけるような言動を
わざわざする親がいること、
そしてそのような親を毒親と呼ぶこと。。。
なんとなく知ってはいたものの
この小説に書かれているのは目を背けたくなるような出来事ばかりでした。
親になるための免許があるわけではないけれど
この両親は親になるべきではなかった人たちです。
どんなにひどい仕打ちを受けても
自分の力で生き抜いてきた作者はすごい。
親を反面教師に、自分で自分を育ててきたのだから。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(女性作家)
- 感想投稿日 : 2016年9月17日
- 読了日 : 2016年9月17日
- 本棚登録日 : 2016年9月17日
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