まず「薬指の標本」って何だ?と思う。ちょっと気味悪い。
ここでの標本は封じ込め、分離、完結すること。
思い出や思いを標本にできたら気持ちが楽になるかも…。
「標本技術士」「指先の欠けた薬指」「浴室」作品全体の薄暗くて、奇妙で、不思議な世界観は、なんだか自分もあの古いアパートに入り込んでしまったみたいで、逃げ出したい気分と謎を確かめてみたい気分でぐいぐい先へ読んでしまいました。
こんなに気になるのに結局謎は謎のまま…
主人公はどうなってしまっただろう。
薬指と火傷の標本、ちょっと見てみたいです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年8月3日
- 読了日 : 2015年8月3日
- 本棚登録日 : 2015年8月3日
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