輝きのレッドリリー ガーデントリロジー3 (扶桑社ロマンス)

  • 扶桑社 (2009年1月29日発売)
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本棚登録 : 29
感想 : 9
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幼い娘リリーをかかえ、シングルマザーとして園芸センター“イン・ザ・ガーデン”で働くヘイリーにとって、ハーパーは気になる存在だった。オーナーであるロズの長男で接ぎ木の専門家の彼は、リリーをかわいがってくれるし、何よりも魅力的な男性だ。だが二人のあいだが接近していくにつれ、愛の成就を妨げようとする過去からの暗い情念が力をふるいはじめる…。男と女、友人、家族―時を貫いて続く人と人との絆を誇らかに歌いあげ、未来への希望を約束する三部作、驚異と感動の完結編。

ガーデントリロジーの三作目。ヒロインは職を求めて飛び込んできたシングルマザーのヘイリーでヒーローはロズの息子のハーパー。<br>
第一作からお互いに惹かれあうものを持っていた二人、いつしかロマンスに発展するのはお約束の展開。なのでメインはロマンスよりも幽霊。ずっと謎の存在だったハーパーの花嫁、その正体や意味が明らかに。ちらほらと正体は垣間見えていたので、衝撃の真実というものはなかったけれど、だからこそちょっと拍子抜け。最後はただの幽霊退治みたいになっちゃったし。もっと意義があっても良かった。<br>
ヒロインはいかにもアメリカ女性的。好きを簡単に口にする。でもそれがいやらしくならない。ヒーローは多少は屈託があるし、ヒロインのアピールにも気がつかなかったり。そこがお坊ちゃまっぽくて良い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 仕事関係
感想投稿日 : 2009年3月26日
読了日 : 2009年3月26日
本棚登録日 : 2009年3月26日

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