秀吉の話が中心。
現代の歴史学への批判というのが、逆説の日本史シリーズではよく見られる。
今回は特にその記述が多く感じた。
ちょっとくどいような。。。
もちろん大事なことだから繰り返しているんでしょうけど。
(逆説の日本史10から続けて読んだからそう感じるのかも)
世に言う秀吉の朝鮮侵略の認識が大きく変わった。
(著者は、朝鮮侵略という表現には異を唱えている。)
今までの私の認識は、現代の価値観+結果論に大きく影響されたものだということに気づいた。
歴史を本気で学ぼうとしたら、当事者の視点が欠かせないのだろう。
歴史が好きな人間として、どういった姿勢で歴史に望めばよいのかということも考えさせられる一冊だった。
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- 感想投稿日 : 2013年1月24日
- 読了日 : 2013年1月24日
- 本棚登録日 : 2013年1月24日
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