学歴で人物評価をしたほうが企業にとっては手間が省ける。それは高度成長時代には合致したやり方である。企業は右肩上がりに成長し、雇用枠は年々増え続けるという、みとうしが立つ時代のお話である。『学歴不要論』では手間を省いて、その人を一生面倒みれるほど企業にはゆとりはない、雇用した人物が将来に亘り、会社に利益をもたらすか否かは学歴のみでは判断できないのだと、誠に正論を掲げる。
この本は50年前にすでに年功序列、終身雇用の終焉を予言している。労働者が生き残るすべは自己投資に怠りなく、計画的に自分の価値を高めることなのだ。会社はあなたを一生面倒をみてくれはしない。
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カテゴリ:
教養・知識・雑学・その他
- 感想投稿日 : 2011年12月1日
- 読了日 : 2011年11月24日
- 本棚登録日 : 2011年11月24日
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