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ドイツに捕まったアメリカ人捕虜、ビリー・ピルグリムが主人公だが、モデルは著者自身で、実際の捕虜体験をベースに書いているとか。
カート・ヴォネガットの最高傑作と言われたりするが、良さがちょっとわからなかった。
「そういうものだ。」ということで。
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わたしは知的生命の存在する三十一の惑星を訪れ、その他百以上の惑星に関する報告書を読んできた。しかしそのなかで、自由意志といったものが語られる世界は、地球だけだったよ
人生について知るべきことは、すべてフョードル・ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』の中にある、と彼はいうのだった。そしてこう付け加えた、「だけどもう、それだけじゃ足りないんだ」
思うんだがね、あんたたちはそろそろ、すてきな新しい嘘をたくさんこしらえなきいけないんじゃないか。でないと、みんな生きてくのがいやんなっちまうぜ
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
フィクション
- 感想投稿日 : 2016年2月17日
- 読了日 : 2016年1月2日
- 本棚登録日 : 2016年1月2日
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