「エイジ」の次に読もうと思ったものの、なかなか読み進められなかった。胸がむかむかしてくるというか・・・気分が乗らなくなり、長く読めないのだ。娘から「じゃぁ、読まなきゃいいじゃん!」と言われたけれど、「もしかしたら次はこうじゃないかも」と淡い期待を抱きつつ、読む、そしてやはり落ち込む。
本当にこういうことって起こっているの?でも起こっているのかもしれない、と自問自答が続く。誰か知ってたら教えてください。こういうことなの、子どものイジメって。
作者のあとがきを読んだら、少しだけ救われた。長く生きているとそういうこと、ありますよねと、うなずきたくなったから。私も「エビスくん」が好きだ。ちょっと切なすぎて悲しいけれど、大人になってこういう話ができるって、いいんだもん。
心の中がジメジメして悲しすぎたけれど、また、重松作品を読んでいる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(日本の作家さん)
- 感想投稿日 : 2011年9月22日
- 読了日 : 2011年9月17日
- 本棚登録日 : 2011年9月12日
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