本へのとびら――岩波少年文庫を語る (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店 (2011年10月21日発売)
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本棚登録 : 1994
感想 : 259
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- 生まれてきてよかったんだ、と子どもにエールを送るのが児童文学

そんなフレーズから始まる本書は、宮崎駿さんが岩波少年文庫について語った一冊です。
知っているものも、知らないものも、どれも魅力的に感じました。

そんな中でも、挿絵が児童文学に与えた影響ってのは、とても納得がいきました。

- 児童文学は「やり直しがきく話」なんです。

今、何かが動き始めた時代だからこそ、本が必要とされている。
何も数多く読むこともなく、"一冊"を見つけるだけでもいいのだと。

今企画中という次のジブリ映画がとても、楽しみになりました、、そんな一冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童文学
感想投稿日 : 2012年2月29日
読了日 : 2012年2月29日
本棚登録日 : 2012年1月21日

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