本能寺の変は秀吉の陰謀によるものというのは、有名な仮説ですが、恩人信長を殺してまで得ようとしたのは、天下もだが「女」だったという大胆な設定の太閤記。
後の女狂い、人間不信はすべて女にモテないコンプレックスから始まったとするのは、特別冴えた読みではないけど、風太郎が描くことでこれしかないと思わせる説得力があります。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2011年9月25日
- 読了日 : 2011年9月23日
- 本棚登録日 : 2011年9月23日
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