愛きらめく渚 (扶桑社ロマンス ロ 6-15 シーサイド・トリロジー 2)

  • 扶桑社 (2001年3月1日発売)
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本棚登録 : 33
感想 : 7
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<シーサイド・トリロジー>シリーズ2
イーサンは蟹漁を営みながら、クイン兄弟全員で力を合わせながら造船業をしている。
他のクイン兄弟と同じように、イーサンもまた幼少期に受けた親からの虐待の傷を抱えていた。



二回目に読む。
三兄弟の中ではイーサンが一番寡黙で、真面目で忍耐強く心惹かれてた。
シリーズ1のキャメロンの時から気に入ってたので、グレースとどんな風にうまくいくのか楽しみにしてたんだよねー。
ノーラ・ロバーツの家族愛ものには、毎回泣かされる。
子供との接し方が本当に上手いと思う。
というか、コミュニケーション能力が作者自身が高いんだと思う。
子供の癇癪を爆発させるセスに、辛抱強く向きあおうとするイーサンとのやり取りは、素晴らしいね。
イーサンと、亡くなった養父のレイとの会話もホロリとくるんだよ~。

しばらく経ったらまた読み返したい本。
☆4つ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ロマンス
感想投稿日 : 2016年9月9日
読了日 : 2016年9月9日
本棚登録日 : 2016年9月9日

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