タイトルから、この病気を患っている方と
どう関わっていくことができるのか
多少なりとも学ぶことができる内容かと期待したが
違った。
著者がどのように日常と格闘し、
あがき、まっすぐに生きているのかが
つづってある。
その文章は、正直読んでいて入りこみづらい。
自分の創作センスに自信をもっての執筆らしいが、
特に相方の心象風景を再現していると思われる場面は
「あなたが脚色してよい内容ではないでしょ」と
ツッコミたくなる。
”まず企画ありき”で、
話題性があって、文章力に自信がある芸能人に
執筆するよううながす出版業界には
大いに問題がある、と感じる。
お笑い業界の方々の間では、
先輩の言うことは全て深い含蓄があるものであると
素直に受け止め、
自分が半人前でも後輩には訓辞をたれる、
そんなことが当然のようになされていることが読み取れて
味わい深くはあるが。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
他の方の考え方
- 感想投稿日 : 2016年8月14日
- 読了日 : 2016年8月14日
- 本棚登録日 : 2016年8月14日
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