新装版 世に棲む日日 (4) (文春文庫) (文春文庫 し 1-108)

著者 :
  • 文藝春秋 (2003年4月10日発売)
4.07
  • (383)
  • (332)
  • (283)
  • (13)
  • (2)
本棚登録 : 2812
感想 : 226
3

文章中の記述で「革命は3代で成立する」という言葉が印象に残った。これは戦国時代の信長(既成勢力をぶち壊す)、秀吉(新しい基盤を確立する)、家康(確立した基盤をより安定したものにする)で言えると思う。主にこの本は長州藩の革命について記されているが、そのことが長州藩の改革にも当てはまるなと思った。あと高杉晋作は巷で神格化されているほどあまり活躍をしていないという印象が残った。(残したものが少ないという意味です。革命を実行に移した功績は称えるべきですが。)感想はこんなところです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本の作家(一般)
感想投稿日 : 2017年11月1日
読了日 : 2017年11月1日
本棚登録日 : 2017年6月27日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする