仕事術としては非常にシンプルで、「ある仕事をやる際に、納期の2割時間で全力で仕事をして、そこでプロトタイプが出来ないようなら、納期を延長。プロトタイプが出来たら、残り8割の時間でゆっくりと仕上げる」という内容。なぜ、この方法が効果的なのかが丁寧に1冊の本に書いてある、という感じ。(もちろん、これだけの内容ではないですが)
オイラも「1.納期のかなり前倒しで仕事をほぼ完成させる。2.納期数日前にチェックする。」というメソッドを使っている。この方法を使うと、仕事は前倒しで出来るし、チェックを後日にすると良い感じで内容を忘れていて第三者視点でチェックできる。自分のペースで仕事が出来ることに加えて、客観性がある良い資料が出来たりもするので、この本に書いてあるメソッドには結構賛同できる。
あと、「仕事の報酬は仕事」という側面もあり、良い仕事をやる人にはドンドン仕事が回ってくるという世の中の摂理がある。この流れをうまく乗りこなす、という意味でも仕事の進め方に濃淡を付ける、というのは大切な方法だと思う。常に全力疾走だとドンドン仕事が回ってきて疲弊しちゃうし、常に遊んでいるとそれはそれでつまらない人生が待っているからね。
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- 感想投稿日 : 2017年10月16日
- 読了日 : 2016年6月16日
- 本棚登録日 : 2016年6月4日
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