困ってる人 の 大野更紗さんの対談集
当事者だから言える事がある
分かる事がある
「ゆらぎ」「グレーゾンン」に関しては納得。
その幅に対応するためには一辺倒な評価ではくくれない。
さらに
支援することも直接的な支援だけでは人としての生活は成り立たないということ。
そして
「時間がかかってもできる」ことが必ずしもその人が求めている事ではないという事。
対談:重松清
○小説というのは行間を読んだ英、余韻を味わったりするものだと思ってるんだけども、それにはリテラシーが必要で、読み慣れてないと、宙づりの終わり方というのに耐えられない人が多いんだなって。
○テキストにはその幅(想像力)を広げる力があるとわたしは信じています
対談:川口有美子
○「無駄な延命」の「無駄」は患者にとっての「無駄」じゃなくて、医療者やケアする側の自己評価なんです
○「かわいそう」なのは「しんどい」のはその言葉を発している「周囲」なのかもしれない
ポプラ社 2013年
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ノンフィクション(医療)
- 感想投稿日 : 2017年1月11日
- 読了日 : 2017年1月11日
- 本棚登録日 : 2017年1月11日
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