図説 魚と貝の事典

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制作 : 望月 賢二  魚類文化研究会 
osakanabanashiさん 雑学本   読み終わった 

さて、不肖ワタクシメが最近ハマッている『魚と文化』に関して集大成とも言えるこの本。
極めて多岐に渡る資料から情報を収集し、纏め上げたものである事が分かる。
図鑑と辞書が合体した形式といえばよいだろうか?
全ての魚種に対してイラストが入っているというわけではなく、白黒ではある。
しかし、江戸時代の○○で描かれていた△△といったイラストが大量に盛り込まれており、資料としての価値は高い。
また、和名の由来コーナーを各魚に設けたのが僕のハートを鷲みにした。
もちろん不詳の魚には不詳と記されているのだが、『最初から和名の由来を調べるぞ!』という心意気がにじみ出ていているのだ。

さて、ここまで多岐に渡る項目を充実させるには、ただの趣味でやってるわけあるめぇ…とおもい著者を調べてみると…
東大総合研究資料館水産部助手を経て千葉県立博物館副館長…
千葉県立博物館といえば、魚類の分類でもかなり有名な研究者が多い。
う〜ん…やっぱりプロが書いていたものだったのか。

ここまで褒め続けだったが、不満な点が2つ。
1つはカラーでないということ。
せっかくフルカラーで描かれた(ものもある)日本画を、白黒で出してしまうのはもったいない。
もう1つは、学名の由来が欲しかったこと。
これほどにまで情報が充実した本なので、なおさら学名の由来も併記して欲しかった。
まぁ、この2点を解消するためには、現在の販売価格では収まらない可能性のほうが高いが…。
販売価格は3990円と一般書籍にしては値が張るが、それだけの情報量を持っているので、僕と同じような趣味を持っている人には価格以上の何かを得る事が出来ると自信を持ってお勧めする一冊だ。

※<a href="http://osakanabanashi.seesaa.net/article/105301291.html" target="_blank">当方ブログの蔵書目録コーナー</a>には,ブクログに登録できない古書・洋書・珍書リンクなどもありますので,もし魚本倉庫に興味をお持ちの方は,<a href="http://osakanabanashi.seesaa.net/article/105301291.html" target="_blank">こちら</a>も併せて御覧ください.

レビュー投稿日
2008年8月26日
読了日
2008年8月26日
本棚登録日
2008年8月26日
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