おさかな話

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著者 : 内田春菊
osakanabanashiさん 漫画   読み終わった 

ちょっと前に内田春菊の本を借りたのがきっかけで、アレコレ読むうちに魚好きということを発見した。
様々な作品で書いているが、彼女はシーラカンスがとにかく好きらしい。
『おさかなばなし』の表紙もシーラカンスだ。
ただ『生きる化石』とかいうネーミングも神秘的だし、見た目も迫力があって万人ウケする魚である。
もしかしてミーハーなんじゃ…
が、しかし、そんな不安はどこへやら。
シーラカンスの次にシノノメサカタザメやらザラビクニンが好きという、ちょっとコアっぷりを発揮しているのだ。
普通シノノメサカタザメが好きって言われても分からんて(笑)。

第2部余白に書き加えられたコメント(というか後日談)がなかなか面白い。
例えば、コモンサカタザメという魚の紹介で、コモン=common(『普通の』とかそういう意味)+サカタザメと描いている。
が、本当はコモン=小紋であり、そのことを単行本の中では自分で『バカだね〜』と突っ込んでいる。
また、沖縄の水族館では『沖縄海洋博跡水族館』なる施設を紹介しており、『美ら海水族館』じゃないあたりが時代を感じさせる。

話は逸れるが、僕の中では、どうも西原理恵子と内田春菊が同じジャンルにいるような気がしてならない。
内容がどうのというわけではなく、自分の(すごい)生き様を、隠す事無く描いているように感じさせるのだ。
描き方は『棘がある』内田春菊に対し、『毒がある』西原理恵子と思っている。
ちなみに同じ植物的表現を使うなら、青木光恵は『キズ』が、倉田真由美は『アク』があると思う。
4人の作品はいずれも読んだことがあるが、自分の作品の中で登場させたりしている(内田春菊と倉田麻由美、青木光恵と倉田麻由美という組み合わせは未確認)。
おさかなばなしでは、西原理恵子がザラビクニンとシノノメサカタザメの回に登場していた。
こういう風に、いろんなところでネットワークが構成されていくような描き方をされると、読みたい人が増えて言ってしまうのである。
まぁ嬉しい悩みですな。

※<a href="http://osakanabanashi.seesaa.net/article/105301291.html" target="_blank">当方ブログの蔵書目録コーナー</a>には,ブクログに登録できない古書・洋書・珍書リンクなどもありますので,もし魚本倉庫に興味をお持ちの方は,<a href="http://osakanabanashi.seesaa.net/article/105301291.html" target="_blank">こちら</a>も併せて御覧ください.

レビュー投稿日
2008年8月26日
読了日
2008年8月26日
本棚登録日
2008年8月26日
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