今を生きる古代型魚類―その不思議なサカナの世界 (進化生研ライブラリー)

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osakanabanashiさん 図鑑・写真集   読み終わった 

この本のレビューを見た人、『古代魚総覧』や『古代魚を飼う』を持ってませんか?
両方持っている人(私も)、上記2冊がなんとなく内容やポジションがダブっていると感じたことありませんか?
しかし、本書も前出2冊の焼き直し本と考えたら小間違い(大間違いではない)。
本書は図鑑的要素よりも、古代魚ネタ本という要素が強く、しかも紙質が良く、写真もかなり綺麗ななのだ。
また、個人的には『生きている化石』同様『古代魚』という言葉に若干の抵抗があるのだが、本書では古代型魚類という言葉を使用しており、細かいことではあるが、個人的には好感度が高い。
しかし、ハイギョ・シーラカンス・ポリプテルスの話題に大半が割かれており、その他の『古代魚』好きにはちょっと…。
また、シリーズ本のせいかページ数が少なく、ネタが膨らむ前に次のネタに移ってしまい物足りない。
とはいえ、このテの魚本で(五十嵐氏のように)論文を引用して文章を書く人は少なく、出版された本を引用することの方が多い(気がする)ので、本書も今後様々な古代魚系書籍で引用されることになるのだろう。
そういう意味で貴重な一冊となろう。
記憶に新しい、アクアマリンふくしまの調査隊のトピックをはじめ、シーラカンスネタは結構新しい情報が入っているので、シーラカンスマニアにとってはコレクターズアイテムとして『買い』ではないだろうか?
個人的には、ハイギョの頭骨・螺旋腸・糞の形態に関する各トピックが扱われたという事実と、五十嵐氏の解説文で頻繁に登場するKerr(1907)の論文中のイラストがカラーで登場したという事実だけでも『買い』だと思い購入。

※<a href="http://osakanabanashi.seesaa.net/article/105301291.html" target="_blank">当方ブログの蔵書目録コーナー</a>には,ブクログに登録できない古書・洋書・珍書リンクなどもありますので,もし魚本倉庫に興味をお持ちの方は,<a href="http://osakanabanashi.seesaa.net/article/105301291.html" target="_blank">こちら</a>も併せて御覧ください.

レビュー投稿日
2008年8月26日
読了日
2008年8月26日
本棚登録日
2008年8月26日
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