鯰絵―震災と日本文化

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osakanabanashiさん 民俗学関係   読み終わった 

本書は鯰絵の専門本である。
これでもかというくらい、鯰絵に関する情報が登場する。
ちなみに鯰―魚と文化の多様性で執筆していた北原糸子氏も本書に執筆しており、よりディープな話を堪能することが出来る。
が、個人的には、別の本で予備知識を持っていたほうが読み疲れが少ないように感じる。
それくらい(いい意味で)偏っている本なのである。
しかし、『世界のナマズ』という写真コーナーが気になってしまう。
これはこれで面白いのだが、いつも読む魚本と立場が逆なのでついつい困惑してしまう。
というより、無くてもいいような気も。
せっかくなら、100%鯰絵オンリーの偏りっぷりを表に出して欲しかった。
文系・理系という言葉はあまり好きではないのだが、本書はできれば理系の人に読んで欲しい。
なんかこう、自分の知っている生き物でも、違う側面を持つ…といったらいいのだろうか、新たな一面を知ることができると思う。
高価なので、購入は簡単にお勧めできないが、図書館などで見かけたら、是非立ち読みして欲しい一冊だ。

そうだ、ついでに書いておこう。
もう一冊似たような本がある。
民俗学の大御所、柳田國男の最後の門下生であるコルネリウス・アウエハントによる『鯰絵―民俗的想像力の世界』も気になるところだ。
が、いかんせん入手困難なことと、高価なこと、この二つが重なっており、僕はまだ読んでいない。
本当は両方売っていたのだが、片方しか買えなかったのだ。
で、後日買いに来たら、既に売れていた。
う〜ん残念…

※<a href="http://osakanabanashi.seesaa.net/article/105301291.html" target="_blank">当方ブログの蔵書目録コーナー</a>には,ブクログに登録できない古書・洋書・珍書リンクなどもありますので,もし魚本倉庫に興味をお持ちの方は,<a href="http://osakanabanashi.seesaa.net/article/105301291.html" target="_blank">こちら</a>も併せて御覧ください.

レビュー投稿日
2008年3月6日
読了日
2008年3月6日
本棚登録日
2008年3月6日
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