自己プレゼンの文章術 (ちくま新書 644)

著者 :
  • 筑摩書房 (2007年2月1日発売)
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本棚登録 : 135
感想 : 25
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(就職活動などを狙った)大学生の自己表現文作成の要点をまとめた本。
とはいえ、自己(の考え、発想)の表現と捕らえれば、社会人一般の説明文書・プレゼン文書作成に応用可能

ポイント
内容
自己(事実、体験)を述べる
一つについて深く
大きなテーマは、分割・具象化
無類を目指す(第6案までは捨てる、目立たないもの、観点・視点の移動)

書き方
主題・結論first、冒頭重視
短文(20~30語、熟語で締める)
誤解をまねく表現:幼稚さ、実質のない言葉、「と思う」、独りよがり(裏付のない独自性)、くだけた言葉

準備
体験のエキス化
過去現在の体験の洗い出し、あらましの書き出し、考察
ポジティブな思考と表現
ネガティブ:問題指摘のみ、受け身表現
一冊の本から
精読、印象・感想、エキス化、使えるフレーズ
論文
自己表現文:課題をダシにして事故を語る
論文:知的構築物。論題としてのテーマ
序論:問題提起
本論:分析・考察
結論:考察結果
価値:問題設定(問題意識の鋭さ、確かさ)、論理的な構成・叙述、結論は正しいか
NG:概括的正論、司会者風まとめ、抽象論、他人事評価、知識と項目の羅列

読書状況:いま読んでる 公開設定:公開
カテゴリ: 仕事
感想投稿日 : 2015年1月11日
本棚登録日 : 2015年1月10日

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