三国志演義 2 (ちくま文庫 さ 19-2)

著者 :
  • 筑摩書房 (2002年11月1日発売)
4.20
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本棚登録 : 59
感想 : 5

2巻になるとだいぶ登場人物も絞られてきて、頭に入ってくるようになった。

曹操が悪役〜と後書きなどで触れられているんだけど、悪役だから悪漢というわけでもなく、むしろ積極的に天下を収めようとする能動的な姿勢に実力が伴ってる印象。
関羽に関しては非常に買ってて、手元に留めるために手を尽くし、離れていくときも餞別にひたたれを贈り配下を殺されてもだからといって捕縛の理由にするでもなくただ見送る 寛大な姿勢が印象的でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年3月24日
読了日 : 2017年3月24日
本棚登録日 : 2017年3月24日

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