フビライが生きていた当時の高麗の内部を書いた本。ここから読み取ったのは、朝鮮半島にある国が、いかに中国に恐れを抱くのか、これに尽きると思う。中国が兄で、朝鮮は弟(親と子だったか?)、という構図。支配されればこのようなもの、と割り切ってしまうのは簡単だ。しかし、韓国、北朝鮮の人間からすれば、そうはいかない。彼らからすると、中国は潜在的に敵国なのではないか。
歴史を読むのが面倒だったから評価は低いが、内容から言えば、4つ星位だと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
現代小説、物語
- 感想投稿日 : 2011年10月8日
- 読了日 : 2011年10月8日
- 本棚登録日 : 2011年10月8日
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