久々に読み応えのある本を読みました。
「ケア」というものを「依存的な存在である成人または子どもの身体的かつ情緒的な要求を、それが担われ、遂行される規範的・経済的・社会的枠組のもとにおいて、満たすことに関わる行為と関係」とし、マルクス、アマルティア・センの考え出した経済学理論を用いながら、社会学者として、当事者主権の福祉社会とは何ぞやを求め、ケアの未来「次世代福祉社会の構想」までを提案した大著である。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
社会学
- 感想投稿日 : 2013年1月3日
- 読了日 : 2013年1月2日
- 本棚登録日 : 2012年11月5日
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