「世界で戦える日本」をつくる新発想

著者 :
  • 幻冬舎 (2011年3月21日発売)
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感想 : 4
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著者は美容師に向けて発破をかけている。
もっと世界に目を向けろと。

美容サロン業界を代表する経営者、アルテサロンホールディングス代表吉原直樹氏によるもの。

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日本の美容師は世界最高レベルの「人財」だからもっと世界にアピールすべきだ。
日本人がもつ「職人的技術」と「おもてなし精神」は、世界でも通用する。

これを世界にアピールするなら組織と仕組みが必要。
人材育成と組織体制を確立しなければならない。

そして、世界(特にアジア圏)で戦うための方策を提案している。
「日本」ブランドを活かして、ライセンスやディプロマをアジア圏に売るという「国際家元制度」をつくるというもの。
ただ、これは誰にでもできるものではなく、アジア人に認知される規模と企業のブランド力が必要。
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おっしゃる通りではあるが、現状でこれができる美容サロンはごくわずか。
著者がこれから進めていきたいことを整理してみたという感じ。
結局はうちの会社ならこれができるよというアピールになった感は否めない。

考え方はとても興味深いので、野心の強い美容師さんは一読の価値はあります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 美容 ファッション トレンド
感想投稿日 : 2011年4月8日
読了日 : 2011年4月7日
本棚登録日 : 2011年4月2日

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