ALSにかかった実在の物理学者スティーヴン・ホーキングの物語。
発病までがあっという間というか、「できなくなっていく」感があまりなく、速いテンポで交際、別れかける、結婚反対される、でも結婚、出産、学者としての成功…と進む。
実話だけに「んなバカな」とかいう突っ込みの余地がない強みでガンガン突き進めた結果、逆に余計な描写を削ぎ落とせて、映像や音楽の美しさを全面に出せた映画かな。
発病からの余命が5年程と言われている中、博士は50年以上生きていて、その人生をほとんど描いていたから、スピード感がなきゃ観てられないくらいだれただろうな。
山場は発病でも試練を乗り越えての結婚でもない。本当に本当にリアルな二人の物語。
主演のエディ・レッドメインはオスカーに輝いたのもうなずける迫真の演技!!!
ALSに関しては、少し前情報があった方がいい気がしました。どんな恐ろしい病気かわからないとなぁ。
日本では三浦春馬主演のドラマ『僕のいた時間』や、徳田虎雄さんとか、アイスバケツチャレンジとか、難病の中では知名度が高まっているかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
DVD_洋画
- 感想投稿日 : 2016年2月9日
- 読了日 : 2015年12月25日
- 本棚登録日 : 2015年12月25日
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