少し古い本だけど、障害を持って生まれたやっちゃんと家族の話はとても感動する。 ごめんなさいね、おかあさん ごめんなさいね、おかあさん ぼくが生まれて ごめんなさい ぼくを背負う かあさんの 細いうなじに ぼくはいう ぼくさえ 生まれなかったら かあさんの しらがもなかったろうね 大きくなった このぼくを 背負って歩く 悲しさも 「かたわな子だね」とふりかえる つめたい視線に 泣くことも ぼくさえ 生まれなかったら(以下省略) 最初この詩を見て、うわ、お泪頂戴は嫌だなと思った自分が恥ずかしい。今児童虐待とかいっぱいあるけど、こんなに家族がみんなで障害に立ち向かい、支えあい、障害を持ったことを後ろ向きだけにとらえず生きていこうとしたやっちゃん一家のような人たちはいっぱいいる。 でも、私はこの本の人たちのようになれるだろうか。05/3/5
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
忘れん某の読書録
- 感想投稿日 : 2007年11月5日
- 読了日 : 2007年11月5日
- 本棚登録日 : 2007年11月5日
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