『銀二貫』読み終えました。
「食の偽装」問題で揺れる今日の世相を憂えて読み始めたわけではなかったのですが、奇しくも、そこには、大坂の商人の真骨頂が描かれていました。
舞台は寒天問屋さん。
「商人が何よりも大事にせなあかんのは、他人さんの自分に対する信用とは違う。暖簾に対する信用なんや。」
すごく心にくるコトバでした。
紹介したい文面はたくさんありますが、そうすると書ききれなくなるので、是非、一度読んでみてください☆
NHKでもドラマ化され、来春放送されるそうですが。。。
また、とても真っ直ぐな想いもそこにはあります。姿形ではなく、愛おしいと想うその気持ちに、とても心をうたれました。
今この刻にこの本に出会えたこと感謝いたします。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年11月24日
- 読了日 : 2013年11月24日
- 本棚登録日 : 2013年11月21日
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