暗殺されたインド国会議員プーラン・デヴィの自伝。下位カーストに生まれ、幼少で嫁がされ、嫁ぎ先で虐待。その後、冤罪での投獄、村八分、盗賊による誘拐と盗賊の首領との結婚、内紛、復讐、政府への投降と目まぐるしい。しかしインド下位カーストの女性の地位は悲惨ですね。人権など一切なし。盗賊の横行など江戸時代か?というような状況ですが、インディラ・ガンジーが首相だった時代なのでほんの30年ほど前の話です。
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カテゴリ:
ノンフィクション・評論
- 感想投稿日 : 2013年2月3日
- 読了日 : 2012年11月24日
- 本棚登録日 : 2013年2月3日
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