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夢野 旅人さんの本棚 > 一閃なり


夢野の知恵蔵»

私を作った書物のアンソロジー

レビュー by 夢野 旅人さん

時代小説   4

なんという事だろうか。1149ページの時間のうち9合目に差し掛かる手前で、夢が無残にも瓦解してしまった。
 おそらく誰もが、傷つき苦難の道ではあるが京にたどり着けば、きっとそれなりの幸せを夢を見続けていたのだろうと思う。
それが無残にも瓦解した、
 
 そして、政宗は未熟者であると思う、しかし、それでよかったのだと思う。

 宗重の使命の通り、将軍に恐れを抱かせた、「心」の重圧を背負う事が政宗にとって良いとは思わない。

 未熟者であったが上に、人を愛し、夢を持っていたのだと思う。

だが、余りにも非業である。

政宗にとって、柳生との戦いなどはどうでもよかった。

しかし謎が遺されすぎ、藤堂、塚田といった早苗の腹心の動き、胡蝶に遺された掛け軸 江戸に向かうという源さんに得さん 

そして紅葉屋敷の面々は、仙洞御所 京都所司代の動きは そして、柳生 徳川にしても只では済むまい。

なによりも、私には、未だに、二つの鼓動は強く打ち続けているように思える。

そしてもうひとつの命も

何を企んでいるのだろうか、作者は 登録日 : 2008年06月19日 22:13:45


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