ヘレン・ケラーのリメイクですが、さすがマハさん、心情や背景描写がうまく、感動場面が多々ありました。明治時代の津軽という舞台設定もおもしろい。社会的な側面も、いろいろと頭をよぎりました。そして、れんの自立を献身的に支える安。教育者として一本芯の通った安の考え方、熱い思いには感心させられました。単に小説としておもしろいだけでなく、ビジネスマンとして考えさせられる、そんな一冊です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年12月2日
- 読了日 : 2014年12月2日
- 本棚登録日 : 2014年12月2日
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