経済人類学の入門書。豊かな現代文明と貧しい未開社会という図式に問題が含まれていることを、いくつかの観点から示している。
もう少し思想的な側面の紹介を期待していたのだが、贈与経済やコモンズについて紹介した最後の章だけは多少そうした議論がおこなわれているものの、全体としてはやや期待外れだった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書版
- 感想投稿日 : 2014年3月27日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年3月27日
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