児童精神科医NINAの本棚»
NINAの本棚では,私が実際読んでみて「この本,いいかも♪」とか「ぜひたくさんのひとに読んでいただきたい!」と感じた本をご紹介していきます。私の独断と偏見でセレクトするので,きっとここに載せる本の大半は児童精神科・精神科や発達障害に関する書籍になると思いますが,ときどき違うジャンルの本が混じるかも…? もしも気になる本があったら,ぜひ読んでみてくださいね。
レビュー by NINAさん
恥ずかしながら出版から数年たってようやくこの本の存在を知ったのですが,読みながらどんどん虜になっていく自分に気付きました。
この本は「発達障害の入門書」であって「専門書ではない」という位置づけだと著者ご自身は語っておられますが,小難しい書き方ではないけれど中身は本当に大切なことがぎっしり詰まっている,という感じ。
発達障害のこどもたちと出会ったとき,どのように評価して,どのような支援を行えばいいのか,その考え方から具体的な支援方法までさまざまな症例が挙げられ,ひとつひとつ診療の流れに沿って詳しく説明されています。心理検査法から薬物療法,学校や保護者との連携について,そしてきちんと就労に向けても触れられています。
この本に詰め込まれたすべてを自分のものにしてこどもたちの診療にあたりたい,そんな気持ちにさせられた1冊です。
登録日 : 2009年01月20日 23:30:17


コメント
まだコメントはありません。