死にまつわる仕事について調べ尽くした本。まあよくこんなに歩き尽くしたなあ、と思う。エンバーミングや火葬のくだりとか、個々の人がなぜこの業界に入ったのかという動機については大変興味深く、読んでいて死について考えさせられただけでなく、自分自身、今後どうやって生きていくのかってことを考えさせられた。最終章はすこし尻切れトンボな感じでもったいない。小説のようにノンフィクションももっと起承転結をかっちりした方が良いんじゃないかと常々思っているのだが、この本についてもまったく同じことを感じたので、星をひとつ減らした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2015年9月30日
- 読了日 : 2015年9月30日
- 本棚登録日 : 2015年8月23日
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