あらゆる意味でもどかしい作品。京都が舞台なのに、ミヤコ
蝶々のところに顔を出さない。人間国宝の陶芸家の先生への態度が白々しいほどに失礼。
宮津に戻ったいしだあゆみの家を訪ねて、彼女に夜這いをかけられるも全く手を出さない。いしだあゆみがわざわざ家を来て鎌倉でデートするもみつおを道連れにする。彼のくそ頑固な行動原理が不快すぎる。典型的な作品。だけど次を見てしまうのだ。とにかく今回、ミヤコ蝶々が出なかったことと、みつおがはじめてしっかりとした芝居を見せたこと
が印象に残った。吉岡秀隆の成長ぶり目を見張った。にしても寅さんはみつおが成長しただけにその精神の幼稚さが印象に残った。
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- 感想投稿日 : 2017年11月30日
- 読了日 : 2017年11月30日
- 本棚登録日 : 2017年11月30日
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