レビュー by makoさん
私たちの知らない親の青春時代。両親がどのように出会って、どのように現在の地位を築いてきたか、どれだけ自分たちのことを想っていたかを、主人公は地下鉄に乗ってタイムスリップすることによって知る。主人公の記憶にある限り、父親はぞんざい且つ冷酷非道で決して受け入れることのできない人間だったけど、他人のふりをして若かりし日の父親と絡むことによって、当時こんなにもがむしゃらにがんばって、どんなに人間くさかった人だったんだということを体感する。地下鉄に乗ってタイムスリップをするという不思議なかたちで物語は描かれている。もしこれが現実に起こりうることならば、私も両親の青春時代を一緒に体感してみたいものだ。 登録日 : 2008年04月24日 21:25:35


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